※当然ながら、『料理ができる』方が良いです。何事もできないよりできる方がメリットがあります。
その点はご了承下さい。
実家暮らしに暮らす人たち
近年、『こどおじ(子供部屋おじさん)』『こどおば(子供部屋おべさん)』という言葉が誕生している。言ってしまえば、就業し一人暮らしが可能にも係わらず実家でそのまま生活をし、趣味等に没頭しているような人々のことを指す。
※家庭の事情(介護・自営業など)で実家で暮らす必要がある場合は除く。
言い換えれば、「親の脛をかじる」成人済みの男性・女性のことである。
数字で見ても明らかである。
親と同居している割合は男性で72.2%、女性では78.2%。
正規の職員に就業していた場合、男性は64.7%、女性は72.6%まで下がりますが、それでも60%以上は就業していても親と同居しているのです。
料理ができなくても結婚できるのか?
実家暮らしになると、多くの場合親が料理を用意してくれる。料理だけでなく選択・掃除まで何でもやってもらっているなんてこともある。
そういった生活力の低いことを自覚し、いざ婚活をするとなった時、結婚できるかどうしても不安になる。
『料理なんて、ほとんど作ったことない!結婚できるの!?』
『婚活するから、料理教室に通おう!マッチングアプリのプロフィールにも記入できるし!』
結婚するにあたって『料理』というスキルは重要視されているイメージか先行しますが、婚活の段階で「料理ができなくても結婚はできます」。
マイナビウーマンのアンケートによると
Q.結婚相手として料理下手な女性のことを、正直どう思いますか?
『あり』に43.8% 『なし』に25.0% 『躊躇する』に31.2%
出典『43.8%の男性は「アリ」! 「料理下手女子」が結婚相手としてOKな理由とは?』
約半数が「あり」と答えている。一定数の男性は女性が料理をできなくても問題ないと考えている。
しかし、これはあくまで結婚する前までの話である。
男性の本音としては結婚後は徐々にできるようになって欲しい願望は強い。
私の母、曰く「結婚するまで料理なんてほとんどしなかったが、家族のご飯を作るようになってから少しずつできるようになった。困るのは最初のうちだけで、ほぼ毎日台所に立つのだから意外とできるようになるもの。」と。
何事も初めから完ぺきにできる人なんてそうそういない。しかもプロレベルの腕が必要としているわけでもない。
それに家政婦さんが欲しくて結婚相手を探しているわけではない。
そこで今回は必ずしも料理ができなくても結婚できる理由を3つ紹介する。
理由①男性の家事参加の増加
一昔前は女性が家を守るもの。
と家事は女性が行うものと言われがちでしたが、時代は共働き世帯が圧倒的に多い。
総務省統計局が発表した「平成27年(2015年)国勢調査」によると2015年では共働き世帯が64.6%を占めています。
女性が社会進出をするようになっただけではなく、男性も家事に積極的に参加しなければ、家庭がままならないような状況にもなったのです。
また、料理ができる家庭的な男性が増えている。女性受けもよい。
男性が稼ぎ、女性が家を守るという夫婦のあり方も、現代ではお互いが協力しながら稼ぎもし家も守るといった関係に変わっていきました。
そう考えると、料理スキルは女性だけでなく男性にもある程度求められます。
理由②お金でだいたいは解決
今の世の中、大抵のものはお金で解決することができる。
外食や惣菜や弁当オンリーの生活も可能といえば可能である。
しかも、今はUber Eatsや出前館といった配送サービスもあるため食に困ることはない。
もちろんこれは高所得者に限る。
相手もしくは自分自身が稼げる力がなければ、一般人にとっては現実的ではない。
理由③料理ができることの優先順位は高くない
婚活をする男性が求める条件に「家庭的な女性」をあげる人は多い。
『料理ができる人だと家に帰ることが楽しみになる。』
『健康的な食生活が送れ仕事も頑張れそう。』
というように結婚後、求められるスキルであることに違いないです。
だが、マイナビウーマンの記事によると男性が求める条件の上位には「性格が合う」「思いやり」「誠実さ」「人生観の一致」があり、「家事能力」は意外と低い7位となっている。
出典『結婚相手に求めるものランキング発表! 求めるべき条件って?』
婚活に於いて「家事能力」、料理ができることの重要性はそれほど高くない。むしろ、相手との居心地の良さ、精神的な安らぎや信頼感が求められている。
まとめ
料理ができることにこしたことはない。とはいえ結婚する前から、料理上手である必要もない。
気持ちがあれば、どうとでもなるスキルです。
料理が苦手な女性は逆に拘らず、他の魅力をアピールしてみることをオススメします。
男性は家事スキルをそこまで重要視していませんから。