喫煙か非喫煙かという項目は結婚相談所やマッチングアプリで必ずあるといっていいだろう。
年収・学歴・身長などと同様に重要な項目の一つになっている。
確かに煙草を吸う人を避ける人が一定数いるのは事実だろう。
本記事では煙草の健康に害すること以外の点を中心に述べていく。
20代から吸い始める人はほとんどいない
日本赤十字社和歌山医療センターの池上達義先生の調査によれば
現在の喫煙者のうち50%が18歳までに喫煙。
90%が20歳までに喫煙。
98%が25歳までに喫煙。
これは諸外国でも同様の結果とのことである。
つまり、高校生から大学生にかけて喫煙を開始する若者が多いということである。
私が学生の頃、教育学部の講義で同様のテーマの話がありました。
その際、あがっていた数字も同じように喫煙する年齢は10代が圧倒的に多く、20歳以降が急激に減少している。
「何故、20代以降で吸い始める人が少ないのか?」
「法律では煙草は20歳からと決まっている。20歳まで煙草を吸わないと法律をきちんと守ろうとしている真面目な人間がわざわざ身体に害となる煙草を吸う理由がない。」
だから、20歳から喫煙し始める人間が少ないのである。
もちろん、若者の煙草離れという時代に即した点もあれば、煙草の健康被害教育が浸透している点もあるだろう。
つまり、喫煙者は少数派になっています。
かつて、映画館や電車・バスなど様々な場所で喫煙が認められていたのが、今ではほとんど喫煙できないようになっています。
煙草の健康被害教育により、マイナスイメージが強くあります。
どのような経緯で吸い始めたにしろ、喫煙者であることは他の場面と同様に婚活においても印象は良くありません。
喫煙者は婚活に不利なのか
女性に限らず、大多数が喫煙者より非喫煙者を好みますが、必ずしも不利だというわけではありません。
好きになった人が結果、喫煙者だったということも多々あります。
喫煙よりも重要な部分が他にもたくさんあるからです。
ルックスや年収などがプラスであれば、煙草一つでたいしてマイナスにはなりません。
ただし、他の部分がさして良くない場合、喫煙者であることがよりマイナスを際立たせます。
煙草を吸うことでプラスになることはありませんが、吸わないことでマイナスを防ぐことができます。
ネット婚活では喫煙者は厳しい
しかしながら、ネット婚活の場においては厳しくなります。
何故なら、マッチングアプリ・結婚相談所の検索機能で対象外にされる場合が高いからです。
どちらかといえば、喫煙者よりも非喫煙者の方が好まれます。
そうなった時に、希望項目に非喫煙者と入力するのは当然です。
相手からの検索結果に自分が対象者として表示されなくなり、出会いの可能性も狭まります。
「プロフィールの登録時に非喫煙にすれば問題ないのでは?」
確かに、非喫煙にしておけばマッチングする可能性は高まります。
しかし、出会った後に喫煙者であることが発覚しまったらどうでしょうか?
嘘をつかれたという印象が強まり、結果的に不信感を相手に与えてしまうことになるでしょう。
それでも喫煙者であるならば
喫煙者であることをやめられないならば、対象者を根気よく探す必要があります。
候補としてあげるならば
①喫煙に理解がある人
②喫煙にあまり関心がない人
上記二つは巡り合わせのようなものです。早い段階で伝えておくことが必要です。
③同じ喫煙者
中には自分は吸うけれど、相手が吸うのは嫌だという場合もありますが、同じ喫煙者ならば理解はあるでしょう。
④喫煙者の多い業界人
ストレスの溜まりやすい職場で働いている人を対象に探すのもありです。
例えば、看護士・介護士・営業職は比較的多いとされています。またはキャバクラやスナックといった夜職の方々も喫煙者は多いようです。
まとめ
年々、喫煙者の風当たりも強くなっています。
今回のコロナウイルス感染拡大においても、喫煙者は感染すると特に危険などといった風潮さえあります。
しかし、非喫煙者であることの方がメリットはたくさんあるのは間違いないでしょう。
それは婚活の場においてもです。
『百害あって一理なし』
これから、煙草を始める方は是非一度考えてください。
健康な身体を失うとともに出会いの数も失いますか?