【相席居酒屋体験談】西の魔女現る!

相席居酒屋

岡山に初上陸!『相席居酒屋』


岡山県に住んでいた時のことである。
会社の先輩達と一時期相席居酒屋に行くことが流行っていた。

都市部で話題になっていた『相席居酒屋』が岡山に上陸したということで、女好きの先輩に連れられ興味本位で行ってみたのである。

相席居酒屋のシステムについては詳しく語らないが、要は男女の出会いの場をセッティングしてくれるようなものです。

受付で自分等の人数と年齢を伝え、それに合わせて案内してもらうことができる。
私たちはいつも3~4人程で行き、時には2組に分かれて入店し、その際LINEで情報交換をしながら退店のタイミングを相談し、近くの居酒屋で反省会をするという流れでした。

反省会といってもだいたいの話の内容は先輩のタイプの女性ではなかったとかそういうもの。

たまに女性とLINE交換はするものの特に進展することはなく、どちらかというと恋活というよりも合コン感覚が強かったのかもしれません。

西の魔女現る!

その日は夏の暑い日曜日の夜だった。
会社の先輩に誘われ、岡山駅近くのバルで三人で飲んでいた。
突然、先輩は「相席居酒屋に行こう!」と言い出した。

いつも唐突なので、驚きはしないが誰も止めることができないので大人しく行くことにした。

その夜、お店はとても混んでいた。店内もなかなか賑やかな様子で楽しそうだ。

受付でいつものよう人数と年齢を伝え、席に誘導された。

案内された席の前で私たちは石になった。
いや、石にされたというべきか。

いつも、案内された時にいる女性は20代中頃から後半あたりの年齢が比較的近い女性だった。

しかし、案内された席に座っているのはどう見積もって50代は越えているだろう女性と30代中頃だろう女性だった。
化粧もなかなか濃い。それでも手や腕、首もとのシワからだいたい察する。

『これは、ヤバいのを引いてしまった』と。

ここでは50代だろう女性を魔女
30代中頃だろう女性を使者
としておこう。

石になった私達は魔女に「どうぞ。」と言われたことで石化が解け、とりあえず席に座ることにしました。

派手な化粧に派手なドレスを着ていたのでだいたい想像はついていたが、倉敷市のスナックで働いているらしく、魔女の後輩である使者に男を作ろうということで、今回初めて相席居酒屋に訪れたらしい。

そう、岡山市から西にある街。倉敷市から。

だから反省会の時、三人揃って言った。『西の魔女が来た!』と。

普通なら直ぐにでも『チェンジ!』と言いたいところだ。

机の下でLINEのやり取りをしていると、先輩が『面白そうだからこのまま続けよう。』ということに。

飲み物が来て乾杯したあと直ぐに魔女と使者は煙草を取り出す。
忘れもしない。セブンスター。

席では魔女が取り仕切った。
会話というより、もはや魔女の面接である。
使者の女性はとにかく喋らない。大人しい。しかし煙草はよく吸う。
使者の女性は金髪に染めているが決して若くはない。年齢を教えてもらったが、34歳でバツイチ。竹内力がタイプらしい。

残念ながら、メンバー内で竹内力のような人物はいない。本当に残念だ。

時間もいい具合になり、先輩もそろそろ飽きてきたようなので、私達は席を後にした。

もちろん連絡先の交換なぞ誰もしていない。

反省会とその後

相席居酒屋後の反省会。
前述の通り、『西の魔女が来た!』から始まる。

とにかく、会話の内容が「ヤバいヤバい」ばかり。
もう語彙力がない。

最初の石化は魔女というよりメデューサだったんじゃないかという疑惑もあったがとにかく西の魔女が岡山市に来た。

しかし、女好きな先輩。諦めることなかれ。
一時間半ほど、反省会したあと「もう一度リベンジや!」といって再び相席居酒屋に行くことになった。

そして、受付の男性店員に再び人数と年齢を伝えようとするも
「一応、空いては…いるんですよね。」
チラッと店員が向いた方は先ほど私たちが座っていたであろう方角。

そこで三人は全てを察し、止めることにした。

その日を最後に私たちは相席居酒屋に行くことはなかった。

教訓

・お店のシステム自体は画期的で楽しいかもしれないが、当たり外れがある。

・真剣な出会いを求めるならマッチングアプリの方が良い。

・煙草を吸う女性はやっぱり無理だ。

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