妻の言葉がわからない瞬間

異文化コラム
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名古屋弁に出会った

異なる土地で生まれ育てば、異なる言葉を話すこともある。

狭い日本と言っても、北は北海道から南は沖縄まで47都道府県もある。

単純に47通りかと思えば、その県の中でも地域によっても異なる言葉を使っていることもある。

この方言の違いは複雑でありながら、言葉の面白さも感じさせる。

私は京都生まれの京都育ち。

京言葉や関西弁を多用に使う。

妻は名古屋生まれの名古屋育ち。

名古屋弁や尾張弁を使う。

京都を離れてもうすぐ10年。

標準語を使う機会が多くなったものだから、自分の使う言葉で突っ込まれることはそうそうない。

しかし、妻と結婚をして一緒に住むことで妻の使う言葉の不思議さや違和感を感じる部分が多々ある。

今回はそんな関西人の私から見て、名古屋民が使う「わからなかった言葉」を紹介しよう。

①「鍵かった?」

妻が先に家を出る時のことである。

妻「先に家出るね。そうそう、鍵かっといてね。

私「鍵を…買う?」

意味・・・鍵をかける

②「放課の時間」

妻と散歩をしている時である。学校の付近を通りがかった時、

妻「今、放課の時間かな?」と呟く。

私「放火?」

意味・・・授業と授業の間の短い休み時間のこと

③「ほんだで」

妻「ほんだで言ったでしょう?」

私「うーん。?」(ほんだでって、何だろう)

ちなみにこれの発展verに「ほんだもんで」があるが同様の意味である。

意味・・・だから

④「しゃこうのバスがよう通るね。」

妻「あ、この送迎バス私が通っていた車校(しゃこう)のバスだよ。」

私「しゃこうって言うの!?」

意味・・・自動車教習所のこと。自動車学校を略して車校という。

⑤「B紙」

私「自由研究とか小学生の時にやったよね」

妻「うん、お父さんがB紙を買ってきて、夏休み頑張ってやったよ」

私「B・・・紙?」

意味・・・模造紙のこと

まとめ

以上の5つの言葉は初めて聞いた時、「ん?」となるような言葉でした。

愛知に来た当初、名古屋駅を名駅(めいえき)、名古屋大学を名大ということにも衝撃を覚えました。(関西でも「めいだい」と聞いたら、明治大学が頭に浮かびます。)

名古屋市市長が色々と話題になり、名古屋弁が日本中に知れ渡りましたが、「あんなこてこてと喋り方は若い人はほとんどしない」とのこと。

ただ、祖父祖母の影響を受けたなんてことも聞きます。

他府県民の方と交流は新しい発見に気づかされます。

また、発見次第記事にしていきます。