
従業員のお心遣いに感動
カウンター席でランチをいただくことになりました。
食べられないものが何かと尋ねられたため、「妻が現在妊娠中のため生ものが食べられません。」と伝えると、食材の一部をボイルにしたり焼いたりして食べられるように調理してくださいました。
また、腰に負担がかからないように座布団を背もたれとして使ってくださいと声をかけてくれるなど、まだ来店して5分も経っていないにもかかわらず、様々なお心遣いに感動しました。
とにかく店員さんの親切さに『このお店、すごく良いな。』と好感触。
すべてが美味しい旬の御膳







妻の海老はボイルにしたり、アルコールをとばしたりとひと手間を加えて調理をしていただきました。
盛り付けも上品で彩り豊か。
一つ一つのおかずがとても美味しく二人で静かに感動していました。
ちなみにご飯の御代わりは自由で、御代わりするたびに上に乗る味付けを変えてくれます(3種)
食べやすい量と、大将が「ぜひお代わりしてください!」というお声がけもあり、結局3杯ペロリいただきました。

稲繁で提供されているお料理のこだわりや手間暇かけてしっかり作っていることがよくわかるメニューです。一品一品を大将自ら説明をしていただきました。
このメニューを見ながら、今自分が何を食べているのかもわかり、よく噛みしめながら「あぁ、この食材ってこんな深い味わいがあるんだな」とじっくり味を感じることができます。
仕事中の昼食はどうしても急いで食事を取ることが多かったですが、ゆっくりと時間かけて食べられたのは久しぶりでした。
店主が自らオススメする世界一のくずきり
くずきりと聞くと鍋の具材や細長く麺のようなイメージがあるでしょう。
ヘルシーな食べ物でスイーツとしても食されることも多いです。
メニューを見ている時、大将から「ぜひ、うちの自慢のくずきりを食べてください。」「感動させますよ」「もし良かったら、二人で一つを分け合いながら食べてください!」と猛烈なアピール。
なかなか自分からオススメのメニューを熱く語る人も珍しい。
ランチを食べ終わった後、『御膳がこんなに美味しいし、店主が熱くオススメするくずきりは一体どんな味だろう?』と思い、追加注文しました。
注文すると、大将はもうニコニコで「ありがとうございます!」と言い、目の前でくずきりを作り始めました。
そう。ここは注文が入ってから出来立てのくずきりを提供するのです。
もともとは大将が名古屋国際ホテルで働いていたとき、京都で有名なくずきりの名店の味を習得するため、名古屋から毎月京都に通い修行をしていたそうです。


ひんやりしてもちもちのわらびもちのような触感。今まで食べたことのないとても美味しいくずきりでした。
黒蜜やきなこを付けて食べても美味しいですが、そのまま食べても美味しさがわかります。
大将が自らハードルを上げに上げて、それを超える感動がありました。
食べている間にも他のお客さんもデザートを注文し始めたようで、どんどんくずきりの注文が入ってくるのが聞こえました。
相当評判が良いこともわかりました。
ぜひ、一度足を運んでみてください。
天白区で食べた和食屋さんの中で最もオススメのお店です。
営業情報
●営業時間
11:30〜14:30(ラストオーダー13:45)
17:30〜21:30(ラストオーダー21:00)
●定休日
水曜日
●支払方法
現金、クレジットカード
●ポイントカード
あり
●公式HP
http://inahan.jp/
定休日以外の休みや旬の御膳のメニューがわかります。あわせて、会社概要を読むと大将の人柄やお店の雰囲気もわかります。
交通情報
●最寄り駅
市営地下鉄鶴舞線塩釜口より徒歩8分
●駐車場
専用駐車場あり