植田のシンボルツリー
市営地地下鉄鶴舞線植田駅を降りた目の前の植田公園には、ここ天白区植田のシンボルツリーのもみの木のがある。その名も「もみ太」。
クリスマスツリーの点灯でも毎年人々を楽しませています。
さて、そんなもみの木『もみ太』の由来ですが、植田商店街協同組合のFacebook2020年11月27日の投稿に詳細が語られていました。
植田公園の中央に立つもみの木は植田商店街が街の安心安全のために1998年に手配し、名古屋市に寄贈することによって公園内に植樹したものだそうです。(確かに公園は公共のもののため、勝手に何かを植えることや設置はできませんよね。そのための寄贈という訳ですね)
もみの木の名は近隣にある植田南小学校児童より「もみ太」と命名され、以後20年以上植田市民に愛されているシンボルツリーとなったのです。
ちなみに、もみの木は長野県軽井沢市から移植されたそうです。
『もみ太くん』と『さくらちゃん』の誕生
2005年12月刊行天白を元気にする情報誌「ぱわわ」によるとクリスマスシーズンにもみの木の点灯の時期に、『もみ太くん』と『さくらちゃん』がマスコットキャラクターデビューを果たした。
『もみ太』は植田のシンボルツリーのもみの木から、『さくら』は天白区の桜の名所の一つの桜並木からちなんだそうです。
こちらのマスコットキャラクターですが、区のマスコットキャラクター『かぼっち』と違い、あくまで植田商店街のキャラクターのため、出現頻度はあまりありません。
「夏だ!祭だ!植田!」と「もみ太点灯式」の告知の時に見ることができます。
キャラクターに込められた願い
また同情報誌によれば、植田駅周辺は転勤族が非常に多く、そのためマンションも多い。
転勤で植田を離れる、また子ども達が大人になっても、植田に戻って来た時、「何時までも変わらないね」とみんなの思い出になって欲しいという願いが込められています。