女性と付き合うにあたって、避けて通れない問題の一つ。
『生理』について今回は取り上げる。
「何か今日(最近)、様子がおかしい。」
「少し不機嫌な気がする。」
「どこか身体の調子が悪そう。」
そういったことが定期的に起こっていないだろうか。勿論人によって症状が違い、気付くサインも異なる。
私がはじめて「あれ?」っと感じたきっかけはLINEの文章からだった。
いつもは絵文字使用したり、柔らかい話し方の文面だったのが、その日しばらくは少しぶっきらぼうになったり、LINEの返信も遅かったり、いつもと何だか違う感じがありました。
また、ある時は電話してもどこかイライラしていたり、細かい要求や文句をぶつけてくることがあったりしました。
何か怒らせるようなこともなく突然だったため、何事かと最初は思いましたが、「もしかして、生理が原因…?」というのが過りました。
後日、恋人から「生理中だったの。ごめんね。」と言われ決定的となったのです。
男性が知るべきこと
まず、女性が生理がくるとどのような状態になるのかを知っておきましょう。
※ここでは生理とは何か。何故起こるのかなどこと細かく解説はしません。何故なら、その仕組みを知ることは重要ではないからです。
もし、詳細を知りたいのならば日本新薬株式会社の総合情報サイト『教えて生理痛』を一読することをオススメします。
女性は、初経をむかえてから閉経するまで、生理→卵胞期→排卵→黄体期という周期を毎月繰り返します。
月経の期間になると以下のような様々な症状を起こします。
・腹痛
・腰痛
・頭痛
・吐き気
・便秘
・貧血
・イライラ
・憂鬱感
・倦怠感
・肌荒れ
など人によって様々な症状が起これば症状の度合いも大きく変わります。
特によく聞かれるのが、イライラと憂鬱感です。
ホルモンバランスが原因で起こると言われ、感情のコントロールがとても難しくなってしまいます。
とはいえ、上記のような症状が出たから「今回も生理かぁ~」なんて思わず、当たり前に心配しましょう。
生理に関係なく、体調が悪ければ気遣うことは当然です。
男性がするべきこと
①話し合いの場を持つこと
生理中でない時、安定している時に、『生理の時、どうして欲しいか』を話し合うことです。
正直、男性側にとって生理のことを触れていいのか不安だと思います。
私自身もものすごく不安でした。
「勉強したことないから知らない。」
「なったこともないからわからない。」
でも、これから毎月毎年同じ日々を送る上で、相手の身体のことを知らない・知ろうとしないことは非常に罪なことです。
それに、女性からしても男性が生理のことを最初から完璧に理解しているだなんて思っていないと思います。
大切なのは、寄り添う姿勢をしっかりと見せることです。
②実行すること
生理の時、どんなことをして欲しいかを知ったのならば、あとは実行することです。
私が恋人から言われたのは
・もし寝込んでいたら背中をさすって欲しい。
・ギュっと抱き締めて欲しい。
・でも、時々そっとして置いて欲しい。
あくまで、私個人が言われたことです。
人によっては、
「そばにいて欲しい。」
「温かい飲み物を出して欲しい。」
「頭・お腹を撫でて欲しい。」
など様々です。
安心感を与えることができる方法を恋人と模索していく必要があります。
③月経の予定を何となく把握すること
最近では月経予定を共有できるアプリもありますが、これは共有して欲しい女性とそうでない女性がいます。
何故なら管理されているような感覚にも陥るようです。
男性側にとってもこと細かく把握するのに抵抗があるかと思います。
だから、何となくでいいのです。
「あ、このくらいの時期にそろそろくる。」と心の準備をしておくのです。
そうすることで、男性側は感情的にならず、冷静に対応することができるのです。
最後に
現在の小学校の性教育も同じかどうかわかりませんが、私が小学生の頃は男女別でわかれていました。
自分の身体のことについては学習するものの、異性の身体についての学習は皆無でした。
女子達が体育やプールの授業を休んで見学をしていた理由を知ったのも随分とあとです。
中学生・高校生になれば、高校受験・大学受験があり、主要5科目以外の学習はとても疎かになり、授業内容もあまり記憶に残らない。
生理について調べたり、話し合ったりすることで、今まで以上に相手のことをしることができました。
知らないということは恐ろしいことです。
恋人と生理について向き合い感じたことは、生理は悪いものではないということ。
恋人はよく言っている。「生理がくるのはとてもツラい。だけど生理がこないと不安になってしまう。だから生理がちゃんとくるのは自分が健康であるという証」
生理だから、特別何かをする必要はないのです。普段から恋人を気遣う気持ちを忘れずにいることが大切なのです。
恋人と一緒に生理について考えてみませんか?