男女にある感覚
「○○さん(男性の名前)って優しいし、身長も学歴も収入もそれなりに平均的にあるんだけど、何だろう?好きになれない。」
みたいなことをテレビやインターネット界隈で見たことはないだろうか?
人として、恋人としと、結婚相手としてきっと良い人だとわかっているのだけど、何故か前向きになれない気持ち。
女性がこのように思うイメージがあるかもしれませんが、男性も同じように思うことも当然あります。
「○○さん(女性の名前)、すごく優しそうな雰囲気やし、家庭的で良い人なんだけど、何か違う。」のような感覚。
男女それぞれそういった感覚を持ち合わせている。
何故、そういったような感覚を持ってしまうのだろうか。
理由を挙げるとともに、その際起こりうる不幸を経験談も踏まえて書いていきます。
理由①異性としての魅力が薄い
ジェンダー論としては『男らしさ』『女らしさ』と固定観念を持つこと良くない、個性を潰す要因になると言われています。
もちろん、個性は人それぞれであり押し付ける訳にはいきません。
しかし、理想の男性像・女性像にはそのらしさは少なからず重なってくるでしょう。
一般的に男らしさはリーダーシップがある、決断力がある、レディファーストであるといった精神的な面での男らしさと筋肉質、力強さなどといった肉体的な男らしさがある
女らしさの場合は少し難しく、文化・地域・宗教などの違いによって多様ならしさがある。
愛嬌のよさ、母性的、気配りできる細やかさ、感情表現の豊かさ、女性の身体的な特徴を活かした色気さなどが取り上げられる。
理由②もっと条件の良い人がいるのではという期待
婚活が長引く人によく起こり得るパターンの一つ。
人としての性質よりも付随するステータスが如何に魅力かが重要だと無意識に考えているからでしょう。
ただ、この場合候補に入るようなこともないだろう。
もっと高年収!もっと高身長!もっと!イケメン!
もっとかわいい子!もっとキレイな子!もっと若い子!
「もっと!もっと!もっと…。」
もっと上を目指すことはとても良いことです。
妥協しなければいけない訳ではありません。
ただ、完ぺきな理想的な人を手にするまでの労力と時間は計りしれません。
ですから、『これだけは譲れない条件』があると候補は増えるでしょう。
私が経験した不幸なこと
・とりあえず付き合ってみた
・好きになろうとする努力
私自身、経験しましたがこの上記二点は非常に辛いです。これは自分だけでなく相手も同じくらい辛いものです。
「とりあえず付き合ってみればいいじゃん。付き合ってたら、きっと好きになるよ。」のような言葉があります。
確かに、時間を掛けていくうちに相手の魅力に気付いていく場合もあります。
結果として両思いになり愛が生まれるなら問題ありません。
私は一度このようなことを言われました。
『半年間、お付き合いしてみて、好きになろうとしたけれど、好きになれなかった。ごめんなさい。』と。
好意を抱いていたので、その言葉は非常にショックでした。
この半年間はいったい何だったんだろうと思いました。
しかし、それを告げた当時お付き合いした方も相当辛かったと思います。
努力をした、頑張った、我慢した、でも駄目だった。
相手を傷付けるとわかっても言うしかなかった言葉。
当時はとても辛かった言葉ですが、嘘を言わずしっかり告げてくれたことはとても感謝しています。
好きな気持ちは努力するものではなく、自然に沸き上がるものだと思います。
この続きは次回の【婚活あるある】にて。